歴史マニアのための魏晋南北朝史~歴史の真髄〜

三国時代から西晋、八王の乱、永嘉の乱、そして東晋と五胡の時代へ。

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司馬昭

司馬昭・司馬炎が鮮卑拓跋氏を禅譲正統性の材料にする。

●魏の司馬昭と鮮卑拓跋力微の事実上の同盟 ・司馬昭のメリット ・拓跋力微のメリット。 ●司馬昭の子司馬炎と鮮卑拓跋力微の共存共栄 ●西晋皇帝となった司馬炎、鮮卑拓跋力微が目障りとなる。 ●参考図書: ● 三国時代末期。 いわゆる三国志の時代。 三つの国…

司馬昭が鮮卑拓跋氏に注目し、匈奴の後継者にした。

●258年に登場する鮮卑の拓跋力微 ●258年、魏にとっての意味。 ●司馬昭の政治課題の一つは、中華統一。 ●正統な中華皇帝にとっての最終政治課題は異民族の討伐。 ●皇帝となるべき司馬昭にとっての異民族は匈奴では不適格。 ●司馬昭が「匈奴」の後継者に鮮卑の…

北魏は匈奴の後継者である。~ 匈奴から鮮卑、拓跋氏へ至る経緯~

北魏。鮮卑拓跋部が創った国である。 この鮮卑拓跋部は、古の漠北の強国、匈奴の後継者である。 ●漢民族、因縁の相手匈奴 ●前漢高祖劉邦を屈服させた冒頓単于 ●匈奴を屈服させて真の中華皇帝となった前漢武帝 ●後漢期に匈奴の事実上の滅亡。 ●空白地の漠北に…