歴史マニアのための魏晋南北朝史~歴史の真髄〜

三国時代から西晋、八王の乱、永嘉の乱、そして東晋と五胡の時代へ。

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司馬道子

東晋孝武帝と司馬道子の兄弟争いから桓玄の簒奪まで

●孝武帝と司馬道子の兄弟争い ●恩倖(オンコウ)の初登場 ●398年亡き孝武帝の義兄、王恭の乱 ●司馬道子の子、司馬元顕が孫恩の乱を引き起こす。 ●桓玄が東晋の実権を奪い、皇位を簒奪する。 司馬道子。 東晋末期の悪役である。 謝安を384年に追い出してから…

王導と謝安の嘘。6人のリーダーが東晋を導く。

●王導の嘘。 ●謝安の嘘。 さて、東晋は、前記事の通り、 下記8名の人物で東晋の歴史を語れる。 王導 王敦 庾氏三兄弟(代表は長兄庾亮) 桓温 謝安 司馬道子 桓玄 劉裕 この中でポジティブな描かれ方をしている人物を◯、 ネガティブな描かれ方をしている人物…

司馬道子の謝安追放は当然である。

司馬道子について。 ●謝安は、桓温の対立勢力。 ●亡き桓温勢力の退場。 ●亡き桓温勢力の退場で困った皇帝とその宗族。 ●司馬道子の反発は当たり前。 ●謝安は下手。 淝水の戦いに大勝すると、 司馬道子は謝安を政権から追い出す。 すぐにだ。 司馬道子は後に…

司馬道子の反攻と失墜 東晋末期②

桓温の死去。 淝水の戦いでの大勝。 これが東晋内部のバランスを崩していく。 ●司馬道子 宗族のトップになる。 ●謝安は司馬道子を抑制するも返り討ちにあう。 ●司馬道子の能力不足 そこから東晋末まで、 ・謝安の失脚、 www.rekishinoshinzui.com ・司馬道子…