歴史マニアのための魏晋南北朝史~歴史の真髄〜

三国時代から西晋、八王の乱、永嘉の乱、そして東晋と五胡の時代へ。

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陰陽五行説

陰陽五行説② 王莽以後の王朝の五行は?

王莽より前は相克。 王莽以後は相生。 明清で相克、その後相生。 ●後漢光武帝は、王莽の陰陽五行説の改変を受け入れる。 ●後漢より後、元までは相生説。 ●曹丕が確立した相生=禅譲スタイル。 ●明は元を打ち倒す。相生ではない。 ●清は相克、相生いずれでも…

陰陽五行説① 中華王朝、それぞれの色は何か?

結論として、 中華王朝の色は何かという定義は時代によって変わってしまうのである。 まずこの①では新の王莽までについて述べたい。 王莽より前までは 陰陽五行思説の「相克」の順である。 戦国時代の末期に成立した、 「呂氏春秋」において、 王朝の変遷を…