歴史マニアのための魏晋南北朝史~歴史の真髄〜

三国時代から西晋、八王の乱、永嘉の乱、そして東晋と五胡の時代へ。

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北京の景色〜飛行機からの写真〜



上記二枚は北京の上空から私が撮った写真である。(1月)
空から見ると、
樹木が人口的に植えられたものが中心であることがわかる。

気温は根室とほぼ同じ。
この日の湿度は、6%。日本ではあり得ない湿度だ。
かなり乾燥するので、女性の乾燥対策は必須とのこと。

河川や池は凍る。

山がなく、だだっ広い平原であることがこの写真からわかる。

シルクロードの東端が北京で、
北に万里の長城を抜ければ、モンゴル高原にたどり着くが、
この北京も、ステップ気候に似た様相を呈している。
温暖湿潤気候の、どちらかというとジメジメしている東京とは異なる。


ちなみに下記が北京市内の建国門駅周辺の写真からである。
12階から撮影。

宮城はもちろん紫禁城だが、
それを取り囲む城壁がある。
内城と、内城の南側にある外城がある。
この建国門という場所は、紫禁城から見て、
東南東に位置する。




内城は元々9つの城門があった。
しかし、
この建国門は元々の城門ではない。
旧日本軍が日中戦争の北京進駐時に
城壁に穴を開けて作った門だ。


少し小さいがこれが1968年に撤去された
崇文門である。内城の南南東側にあった。
真南の前門のみ、現存している。


城壁自体は、毛沢東の時代に全てが撤去。
ウィーンの城壁跡(フランツ・ヨーゼフ1世のときに撤去)
のように大きな道路と地下鉄2号線が走っている。