歴史マニアのための魏晋南北朝史~歴史の真髄〜

三国時代から西晋、八王の乱、永嘉の乱、そして東晋と五胡の時代へ。

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誰々という「皇帝」がいるのではない

皇帝は皇帝である。
皇帝は皇帝であることを求められる。
ややこしいが、
原則、始皇帝も高祖劉邦も、
全て皇帝であって、皇帝という存在は常に同じという
考え方である。
だから、皇帝の判断は常に同じという考え。
もちろん実態は人格があるので、
人によって変わる。
だが、皇帝というのは常に同じ存在なのである。
革命が起きても、常に同じ。
全ては在るべき姿に戻るべき。
そういう考え方なのである。

結果に人格が出るだけだ。