歴史マニアのための魏晋南北朝史~歴史の真髄〜

三国時代から西晋、八王の乱、永嘉の乱、そして東晋と五胡の時代へ。

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263年魏の蜀漢討伐 第七段階 〜漢皇帝、鄧艾に降伏〜



姜維は巴西郡閬中から、
広漢郡郪へ移動。
鍾会は涪城まで進軍。
胡烈とともに、姜維を包囲しようと軍を展開。
鄧艾は雒城に至る。成都を窺う。
蜀漢軍の主力は、剣閣および姜維とともにあった。

徹底抗戦や南方への撤退の声もあるなか、
漢皇帝は、譙周の提案を入れ、鄧艾に降伏。
姜維は、漢皇帝から降伏勅書を受け取り、
涪城の鍾会に出向き、降伏する。
蜀漢42年の歴史(222年〜263年)はここに結末を迎えた。