中華正統王朝とは
●蜀漢劉備が体現する「漢王朝永続論」 ●東晋で復活する「修正漢王朝永続論」 ●桓温の台頭が漢王朝永続論を復活させる。 ●五胡の君主は実力主義の体現者曹操が好き。 ●北宋と南宋、立ち位置の違い。 ●明の歴史解釈変更。 ●明が劉備を支持する理由。 表題の通…
●「晋書」の政治的位置づけ ・異民族が中華を支配する上での大問題 ・唐太宗の大決断 ●モンゴルの元は、五胡と同じ異民族王朝 ●明の快挙がそれまでの史観を変えさせた。 ●明の朱元璋を称えるために作られた「三国志演義」 ● 漢民族至上主義を作り出す三国志…
●正史三国志と三国志演義の違い。 ●魏に配慮する陳寿 ●本音は蜀漢も書きたい陳寿。 ●東晋半ばにこの史観に修正が起きる。 ●蜀漢正統論の始まりは桓温批判のため。 ●正史三国志と三国志演義の違い。 正史三国志は、 晋初に成立している。 著者は陳寿。 陳寿は…
●引用文を受けての、6つの謝安批判。 下記の、先日の「謝安批判論」でも述べたが、 謝安は取り立てて何か優れた業績をあげているわけではない。 www.rekishinoshinzui.com 桓温をこけ落とすために、 謝安は持ち上げられただけであり、 謝安自身に評価すべき…
前回の記事で、「中華」という概念が、 中国史上、変遷するものである、と記した。 ●五胡十六国時代における「中華」とは① www.rekishinoshinzui.com 「中華」はどこなのか、という定義は「思想」である。 では五胡十六国時代における「中華」とはどこなのか…
中華統一という概念は何か。 ●桓温が目指した「中華」とは何か。 ●「中華」の概念は時代とともに変化する。 ●中国史上、常に拡大する「中華」圏 ●五胡十六国時代においてどこを支配すれば「中華」と獲ったことになるのか。 ●「中華」という概念はいつ始まっ…